銀行口座開設が厳しくなっても口座開設できる台湾の銀行は中華郵政

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台湾でのノービザでの銀行口座開設が2017年4月頃から急激に厳しくなった(というか実質禁止)のですが、2018年8月でもノービザで台湾の中華郵政の銀行口座を開設できたのでその件について書いていきます。

台湾の銀行口座開設に必要な基本要件

台湾にかぎらず海外銀行を開設する際はどの国でも必要な要件は基本的に同じです。

銀行口座を開設する国で仕事をしている

台湾であれば、台湾で仕事をしているという証明が必要になります。

給与振込先口座であれば銀行口座開設できるのは当然のことですね。

銀行口座を開設する国で不動産を購入した

台湾のコンドミニアムなどの不動産を購入した場合、銀行口座の開設が容易になります。

これも基本的にどの国でも同じですね。

銀行口座を開設する国に住んでいる

不動産の購入までしていなくても、台湾の賃貸アパートなどに住んでいる場合も銀行口座開設が容易になります。

台湾のビザ

台湾の銀行口座開設にはビジネスビザなどのビザが必要になります。

ノービザでの銀行口座開設は2017年4月以降、非常に厳しいものになっています。

ノービザでの台湾の銀行口座開設時に必要なもの

ここからはノービザで台湾にいる人が台湾でノービザで銀行口座を作る際に必要なものをあげます。

台湾の住所

台湾の住所を持っていることが銀行口座開設時に必要になります。

これはホテルの住所でも通じる場合もあります。

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台湾の電話番号

台湾の電話番号が必要になります。

これはトラベラーSIMについてくる携帯電話番号でもいいので簡単に手に入ります。

中華民國統一證號基資表

台湾のIDまたは台湾のマイナンバーと言われる中華民國統一證號基資表が必要になります。

台湾で様々な手続きをするときに便利なので、中華民國統一證號基資表の取得ははやめに終わらせておきましょう。

関連記事⇒台湾の銀行口座を作りたい場合は台湾のID・マイナンバーを移民署で申請から

2018年銀行口座開設を断られた主な台湾の銀行

2018年に管理人が台湾を訪問した際に口座開設を断られた主な銀行です。

※同じ銀行であっても支店によって対応の違いがあります

玉山銀行

比較的に外国人に優しいと言われている玉山銀行でもノービザでの銀行口座開設は断られてしまいました。

ただし、台湾に住んでいる賃貸アパートの契約書などがあれば開設可能との返事はもらっています。

国泰世華銀行

2017年4月のノービザ口座開設の規制後も比較的、口座開設の受け入れをしていた国泰世華銀行ですが、2017年10月頃の再度の規制後は基本的にノービザでの銀行口座開設の受け入れを断るようになっているようです。

中国信託商業銀行

台湾の商業銀行大手の中国信託商業銀行ですが、ビジネスビザのない銀行口座開設は基本的にNoとの返事をしているようです。

「まずは台湾で仕事をしてからにしてください」と口座開設を断られてしまいました。

2018年現在も台湾の中華郵政の銀行口座を開設できます

2018年現在でも日本のゆうちょ銀行にあたる中華郵政の銀行口座の開設は可能です。

中華郵政とは?

中華郵政とは日本の郵便局にあたるもので、中華郵政の銀行口座とは日本のゆうちょ銀行にあたります。

台湾のレシート宝くじの高額当選はこちらの銀行への振り込みとなります。

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中華郵政で口座開設時に必要なもの

・中華民國統一證號基資表

・台湾で作った印鑑(※台湾にて100台湾元で作成可能)

・台湾の住所(※ホテル住所可)

・台湾の電話番号(※トラベラーSIM番号使用可)

・パスポート

関連記事⇒ビザなしで台湾の中華郵政の銀行口座を開設する時に必要なもの

中華郵政で口座開設をする

台湾の中華郵政で銀行口座の開設の行う手順は以下のようになります。

①台湾の郵便局に行って受付番号をとる

②番号が呼ばれたら英語で「I want a Bank Account」と言うか日本語で「銀行口座が欲しい」と言ってみる

③その後は窓口の人の言うとおりに書類を書いていく

※もし口座開設を断られてしまった場合は他の郵便局に行ってみましょう

中華郵政口座開設の注意点

中華郵政で銀行口座の開設を行うさいの注意点として、中華郵政の口座開設時には台湾で作った印鑑が必要になります。

また、申し込みの際はネットバンキングVISA付きデビットカードの申し込みも忘れずに行いましょう。

最後に、キャッシュカードの受け取りには3日~1週間必要になります。

保管期間には特段の定めはないようなので、滞在日数が足りない時は次回台湾に来る時に受け取ることも可能です。